カラオケで高得点を取るコツ！これさえ分かれば音痴でも怖くない！
たとえプロでも、それが持ち歌でも、そう簡単に満点を取ることができないのがカラオケの採点機能。
歌に自信のない人にとって、精密な判定で採点、評価する機器はもはや敵にすら見えてきたり……。
しかし！
敵も所詮は機械、コツさえ掴めば意外と高得点をとれちゃうんですよ。
その方法をお教えしましょう。
まず敵を知る
カラオケの採点は人がしているわけではありません。
機械による分析の結果なので、いつもならウケるかっこいい声やカワイイ振付も意味がないのです。
非情な敵＝カラオケ機の採点について、最初に知っておきましょう。
減点方式には選曲で対抗
カラオケの採点は減点方式です。
最高点の100点から音程やリズムなどのミスの分だけ減点するのです。
ですから、採点にはミスが出ないうちに終わってしまう短い曲が適しているといえます。
さらに複雑なリズムのレゲエやロック、ラップのような曲や、乗り切れないようなアップテンポな曲も避けた方が無難です。
歌えるのに減点なんてもったいない、自分に合った「高得点が出やすい」歌を見つけましょう。
採点基準は音程が一番重要
減点されないためには音程の正確さが最も重要ですが、次に来るのはリズム、そしてさらなる高得点のためにビブラートや抑揚（強弱）などの表現力が影響します。
音程の正確さとはいいますが、キーを変更することは減点対象にはなりません。
とにかく忠実にメロディーを歌うことが採点の基礎になります。
大抵、サビへ向かうにつれキーが高くなるものですが、もし高音が出ないなど音程に自信がないなら、思い切ってキーを操作してみましょう。
無理して声がかすれたり、ひっくり返ったせいで減点されるなんてもったいないですよね。
1～2つキーを下げるなどして、無理をせず、より歌いやすいキーで安定して歌うことが高得点を取るコツです。
よく知っている曲で挑戦
短い曲が適しているとはいえ、やはり一番良いのは「よく聞いていて、なじみのある歌」
よく知っていてこそ音程やリズムを正確に歌えるというものです。
高得点を狙うには音程が狂いにくいややゆっくりの曲がオススメです。
お気に入りのバラード曲などを、よく聞いて音程を合わせ、リズムをとって歌ってみてくださいね。
高得点を狙え！
音程を外さず、リズムにのって――
さらに高得点を目指すにはその他の技とコツが知りたいですよね。
「抑揚」は確実に
細かいことに自信がなくても、これなら簡単にできちゃうというのが「抑揚」
カラオケでの「抑揚」は音量の変化を付けて歌うこと。強弱ともいえます。
サビは大きく、ほかは小さく声を出して歌えばいいと単純に思われがちですが、実は違います。
もちろんそれも大切なのですが、サビだけ大声で歌ったからといって高評価は必ずしも取れません。
抑揚の評価は一曲を一定時間ずつに区切り、その中で音量を評価しているのです。
全体を通して抑えるところを抑え、出すところは出して抑揚の差をしっかりつけて歌うのがコツです。
くれぐれも熱唱はしないようにしましょう。
カラオケで高得点を出したことで有名なMay Jによれば、一青窈の「ハナミズキ」は抑揚がつけやすく、高得点につなげやすいそうですよ。
男性でも女性でも歌いやすい歌なので、これも一度チャレンジしてみてもいいかも。
ビブラートは長さより上手さ
声を震わせて音程が上下することで、歌声を立体的に聞かせるビブラート。
ビブラートができるだけで、歌が上手いなと思うこともしばしばです。
採点でも、かけるだけで得点につながっていきます。
しかし、やみくもにかければいいというものでもないんです！
得点につながるビブラートは「最低1秒の綺麗なビブラート」
つまり、1秒に満たない短いビブラートは、いくらかけても上手さの評価は「０」になってしまうんです。
さらに不得意な人がむやみに声を震わせると、ビブラートではなく音程のブレと判断されて、減点になってしまうこともありえます。
じゃあ、ビブラートができないなら高得点を狙えないじゃないか！！
と思うなかれ。
もしビブラートが苦手だったり、普段あまり使わないのなら、逆に声をまっすぐに伸ばすことを重視して歌ってみてください。
「安定性」という項目での加点が狙えます。
おまけ
音程もリズムもですが、ビブラートも無理なチャレンジは減点要因なので、注意が必要です。
上手な人の歌い方をよく聞く、高音・低音を交互に出し、間隔を少しずつ狭めていくなど、練習して上達を目指してみましょう。
どうしてもビブラートの加点がほしい！という場合は、マイクを持っていない方の肘を曲げ、上下に揺らすという方法もあります。
マイクとの距離が微妙にズレ、機械がビブラートと判定してくれるというわけです。
これはこれで難しそうですが……試してみてもいいかもしれませんね。