スナックカラオケの定番【50選】確実に盛り上がるマスターしたいおすすめ曲を集めました!

独特のムード漂う、夜の社交場スナック。行きつけのスナックをお持ちの方でなくても、会社の上司に連れて行ってもらうなんてシチュエーションもあるかもしれません。

スナックの楽しみのひとつがカラオケです。しかし親しい友達と行くカラオケボックスとは異なり、スナックのカラオケでは選曲や楽しみ方に特有のマナーがあります。

本記事ではスナックで確実に盛り上がる定番おすすめ楽曲を紹介しながら、スナックでカラオケを楽しむ際のコツについて解説します。

目次

スナックカラオケの定番曲の人気曲【男性編】

まず男性向けのスナックカラオケ定番曲を紹介します。スナックの雰囲気に合った選曲をすれば、仲間や上司だけでなく、他のお客さんとも盛り上がれるかもしれません。

スナックに行く予定のある方は、ぜひ歌える歌がないかチェックしておいてください!自主トレで、新たな十八番を仕込んでおくこともおすすめです。

明日があるさ/ウルフルズ

そもそも1963年に坂本九が発表した作品で、2001年にウルフルズがカバーしました。親しみやすいメロディ、コミカルで温かい歌詞、誰もが口ずさめる歌なので、広い世代が利用するスナックの場にもぴったりですね。

テクニックや歌唱スキルはあまり気にせず、楽しく歌うことをいちばんに考えると良いでしょう。

夢芝居/梅沢富美男

テレビでおなじみの梅沢冨美男が1982年に発表した最初のシングル作品。演歌的な雰囲気のなかに、男と女の恋模様がドラマティックに歌われます。

情緒たっぷりに思いを込め、ビブラートなども響かせて歌えば、スナック全体を盛り上げることができるはず。ただし、大げさな歌唱は「わざとらしく」なるので注意が必要です。

初恋/村下孝蔵

村下孝蔵5枚目のシングルで、1983年に発表された作品です。世代であれば誰もが記憶にあるメロディ。カラオケでも広く愛されている定番曲です。冒頭の歌い出しから周囲の注目を集められそうです。

「熱唱」するような力強さはさほど必要ありません。しっとりと、しなやかに、流れるように歌うことを心がけましょう。

昴-すばる/谷村新司

1980年のリリース以来、多くの場で歌い継がれる名曲です。イントロからドラマティックな雰囲気にスナックが包まれるはず。夜がふけた時間帯など「ここぞ!」というときにチョイスしたい楽曲ですね。

しっとりとした歌い出しからだんだんと楽曲が盛り上がっていきます。やさしいメロディですが、上手に聴かせるには情感を表現するだけの歌唱スキルが必要。歌うからには、お酒に酔っていても気持ちを込めて歌い上げてください!

ワインレッドの心/安全地帯

安全地帯による大ヒットナンバーで、玉置浩二のセクシーなボーカルが圧巻の楽曲です。作詞は井上陽水。スナックの雰囲気にもぴったり合う、大人の恋愛が情緒豊かに歌われています。

上手く歌うには曲を聴きこみ、歌のパワフルさ、声の響かせ方、切なさもあるこぶしなど、しっかり再現する必要があります。難易度はかなり高めですが、上手に歌いきれば、スナック全体から拍手をもらえるかも。

俺ら東京さ行ぐだ/吉幾三

1984年にリリースされた吉幾三の大人気ナンバー。ラップの要素もありつつ、思わず笑ってしまう軽快な楽曲なので、原曲を知っている人はもちろん、はじめて聴く人も楽しませることができる「鉄板作品」といってよいでしょう。

独特の世界観を表現できれば、スナックの人気者になれるでしょう。ただし上手に歌うためには「訛り」の練習は欠かせませんよ!

MARIONETTE/BOOWY

1987年に発表されたロックバンドBOOWYの代表作。キレのあるイントロのギターから、スナックの雰囲気を一変させることができるでしょう。

印象的なサビ部分はもちろん、それ以外のパートも、原曲をしっかりと聴きこみ作品のテンポ感を大切に歌いきりましょう。単調にならないよう、エッジのきいたボーカルを心がけると良いでしょう。

離したくはない/T-BOLAN

1991年に発表されたT-BOLANの2ndシングルです。プロボクサーの亀田大毅が現役時代にリングで熱唱するなど、熱い思いが綴られた作品として知られています。

楽曲の世界観を表現するには、力強いボーカルスキルが求められます。スナックで突然マイクが回ってきたときでもしっかり歌えるよう、普段からの練習が欠かせません。かっこよく歌い上げられれば、周囲を感動させることができるでしょう。

最後の雨/中西保志

1992年にリリースされた中西保志のセカンドシングルで、雨をテーマとした定番曲として広く愛されています。曲の情感、切ない歌詞などが、夜のスナックの雰囲気にぴったりマッチするでしょう。

曲全体の強弱を意識し、ていねいに歌いましょう。画面の歌詞を見つつ、情景をイメージしながら歌えば、自然と思いが込められるかもしれません。

浪漫飛行/米米CLUB

1990年に発表された、米米CLUBの大ヒットナンバーです。JALのイメージソングに起用されるなど、のびやかなメロディラインが、空を見上げるような広がりを感じさせる名曲です。

幅広い世代に愛されている作品なので、サビなどは周囲の人も思わず口ずさんでしまうかもしれません。とはいえ広い音域など、かなりの歌唱スキルが要求されるため、マイクを握っている人は音の高低などを意識して気合いを入れて歌いましょう。

2億4千万の瞳/郷ひろみ

郷ひろみによる50枚目のシングル楽曲で、1984年の発売以来多くの人に愛されてきた彼の代表作です。JRの前身である国鉄の「エキゾチック・ジャパン」キャンペーンソングとして人気を博しました。アップテンポなイントロから、スナックを盛り上げることができるでしょう。

この歌で大切なのはリズム感。小刻みに動くメロディラインと歌詞を正確に押さえ、しっかりとカラオケに乗ることが上手に聴かせるコツです。

ジュリアに傷心/チェッカーズ

1984年に発表されたチェッカーズの5枚目のシングル作品です。オリジナル以外にも多くのアーティストからカバーされています。キャッチーなメロディとリズムがスナック全体を盛り上げてくれるでしょう。

うろ覚えでチャレンジすると、ぐだぐだになる恐れがあるので、原曲をしっかり聴きこみ、自主トレもしっかり行って、リズムよく歌い上げられるよう予習しておきましょう。

勝手にしやがれ/沢田研二

1977年5月にリリースされた、ジュリーこと沢田研二の19作目のシングル楽曲です。特に50代以上の世代にはウケが良い本作。イントロがかかっただけで、スナック全体が「おっ!」という雰囲気に包まれるはずです。

その分歌い手は責任重大!しっかり曲を覚えてから、カラオケへ挑戦しましょう。上手に聞かせれば、サビ終わりの「アア〜」のパートで大合唱が起こるかも。

TSUNAMI/サザンオールスターズ

2000年に発売されたサザンの44枚目のシングルで、世代を超えて愛される大ヒットバラードです。幅広い世代に支持されている楽曲なので、どんな歌を歌ったらよいのか迷ったときも、絶対外さない一曲といえるでしょう。

ただし有名な曲だからといってぶっつけ本番で歌うと、歌いだしの低音、絞り上げるサビなど、曲の良さを表現しきれないかもしれません。事前にカラオケで練習しておくことを強くおすすめします!

また逢う日まで/尾崎紀世彦

1971年に発表され、大ヒットを記録した歌謡曲の歴史に残る尾崎紀世彦の名曲。作詞は阿久悠、作曲は筒美京平という著名な作者のもと、プロデュ―サー村上司の強いプッシュによりこの傑作が日の目を見ることとなりました。

イントロのメロディだけで、スナック全体の雰囲気を一変させることができます。事前にしっかり練習し、力強く歌いきりましょう!

やっぱ好きやねん/やしきたかじん

大阪の大スターやしきたかじんによる1986年のヒット作で、関西人をはじめ多くの人々に愛されています。大阪の女性のせつない恋模様を情緒たっぷりに歌っており、その世界感は夜のスナックにもよく似合います。

この曲のハイライトはなんといってもサビでしょう。力強く、心を込めて歌い上げれば、スナックが感動に包まれるでしょう。

15の夜/尾崎豊

世代を超えて愛されるカリスマ、尾崎豊のデビュー作品です。若者誰もが抱える葛藤や理由のない怒り、鬱屈した思いなどが、切なさもたっぷりに歌われています。

情熱的な作品なので、単にメロディを追うばかりでなく、思いを込めて歌い上げましょう。特に思いが溢れるようなサビでは力強さのみならず、声をコントロールするスキルも求められます。

世界に一つだけの花/SMAP

2003年3月に発売されたSMAPの35枚目のシングルです。作詞作曲を手がけたのは槇原敬之。オリコン累計300万枚以上を売上げ、日本中で歌われる定番曲としてすっかり定着しました。

もはやスナックだけでなく、どの場所で歌っても受け入れられるカラオケの「鉄板」であるこの作品。親しみやすいメロディなので、歌に苦手意識のある人も元気よく歌えばそれで十分です!

ラブストーリーは突然に/小田和正

1991年3月にリリースされた小田和正の代表作です。フジテレビ系ドラマ「東京ラブストーリー」の主題歌としても知られています。幅広い世代に愛される作品なので、さまざまな年齢層の人たちが同席するスナックでも、盛り上がること間違いなしでしょう。

まずは小田和正の美しい歌声を聴きこみ、原曲のメロディラインをしっかり把握することが大切です。そのうえでのびやかなボーカルを息切れすることなく歌えるよう練習すると良いでしょう。

すみれ September Love/SHAZNA

原曲は1982年に発売されたロックバンド一風堂の作品です。その後、1997年にSHAZNAが2ndメジャーシングルとしてリリース。ヒットを記録しました。アップテンポなリズムが深夜のスナックを明るい雰囲気に彩るでしょう。

上手に歌うにはまずはしっかりとリズムに乗ること。高音部などもうまく発声できるよう意識すると良いでしょう

スナックカラオケの定番曲の人気曲【女性編】

続いてスナックのカラオケにおすすめの定番曲女性編をご紹介します。

かわいらしい曲からかっこいい系のナンバーまで、さまざまな作品がそろっているので、スナックの雰囲気に合わせて選曲すると効果的です。女性はもちろん、男性が歌っても盛り上がるでしょう。

時の流れに身をまかせ/テレサ・テン

テレサ・テンによる16枚目のシングル作品。1986年2月に発売され、大ヒットを記録しました。美しく優しいメロディが、スナックの雰囲気にもぴったりです。

熱唱するような曲ではないので、歌う際は丁寧に歌うことを意識しましょう。声を張り上げるのではなく、ブレスなどを適切に行い、のびやかな歌声を披露したいものです。

異邦人/久保田早紀

1979年10月に発売された久保田早紀の人気作品です。エキゾチックな作風がオシャレで、スナックの空気感にもマッチしそうです。

大きな声量や、特別な歌唱技術などは必要ありませんが、実際に歌ってみると、リズムよくかつ原曲のように美しく歌うのはかなりむずかしい作品です。スナックで披露する前に、カラオケで練習しておくようにしましょう。

かもめが翔んだ日/渡辺 真知子

渡辺真知子の2枚目のシングル作品で、1978年にリリースされました。横須賀出身の渡辺真知子らしい海をテーマとした味わい深い楽曲で、力強さと切なさが同居したような歌詞も印象的です。

冒頭の美しいメロディからのテンポアップがかっこいいので、力強く決めましょう。そのあとはリズムに遅れることなく歌い上げれば、スナックが盛り上がること間違いなしです!

また君に恋してる/坂本冬美

三和酒類(株)の麦焼酎「いいちこ」のCMソングとして制作された一曲。ビリーバンバンの作品を、2009年に坂本冬美が37枚目のシングル楽曲としてカバーしました。

しっとりと歌われるメロディは単調にならぬよう声の強弱のコントロールなどで、深みのある表現を目指しましょう。そしてなんといっても見せ場はサビ。高音部が喉声にならないよう、腹式呼吸のスキルや上手な息継ぎが求められます。

さよならの向こう側/山口百恵

山口百恵の最後の楽曲で、1980年10月5日に開催された武道館ライブでもラストに歌われた感動的な作品です。ファンに向けられたかのような別れをテーマとした歌詞は、スナックも感動の雰囲気に包むはずです。

やさしく穏やかなメロディではありますが、ドラマティックに歌い上げる力強い歌唱力も必要な一曲。のびやかな発声を息切れせず行えるよう、しっかり練習しましょう。

天城越え/石川さゆり

1986年に発売された石川さゆりの代表作です。NHKの紅白歌合戦で何度も歌われるなど、日本人にとっておなじみの作品ではありますが、その歌詞の内容はかなりの激しい感情が込められています。

歌う際もその歌詞が持つ「危うさ」を表現したいもの。歌詞に込められた思いを感じながら味わい深く歌えば、スナックにいる全員から注目を集められるでしょう。

まちぶせ/石川ひとみ 

1981年4月にリリースされた石川ひとみの楽曲。原曲は1976年の三木聖子のデビューシングル曲で、作詞作曲は荒井由実が行っています。

誰もがどこかで耳にしたことのあるこの作品。懐かしさあふれるメロディと女の子のけなげな恋心を綴った歌詞が、スナック全体を温かく包み込むはずです。印象的なサビは最大の見せ場。力強く歌い上げましょう!

プレイバック Part2/山口百恵

1978年5月に発表された山口百恵の22作目のシングル楽曲。低音ボーカルがなんともカッコいい、大人女子にぴったりの作品です。スナックで歌えば、周囲の注目をばっちり集められるはずです。

ただし、クールに歌い上げるには楽曲を正確に把握しておくことが欠かせません。曲中でのボーカルのみの部分など、あわてることなくスマートに決め、ムードたっぷりに歌いきりましょう。

DESIRE/中森明菜

1986年リリースの中森明菜の14作目のシングル楽曲。強い女性の雰囲気が存分に感じられるクールでかっこいい作品です。誰もが耳にしたことのある歌なので、スナックでも必ず盛り上がるはずです。

キャッチーなサビ部分を力強く表現するのはもちろん、Aメロ部分などもクールに、さりげなく歌えるよう声量をコントロールしましょう。

未来予想図Ⅱ/DREAMS COME TRUE

ドリカムの1989年発売の2ndアルバム「LOVE GOES ON…」のラストを飾る楽曲で、幅広い世代に愛される美しいバラード作品です。夜のスナックで美しく歌い上げれば、場が感動に包まれるでしょう。

しっとりした楽曲のようですが、難易度は高め。美しく歌い上げるには、音の強弱、高低の表現など、しっかりと意識しかつ力強く発声する必要があります。最後まで息切れすることのないよう、しっかり予行練習しておきましょう。

青い珊瑚礁/松田聖子

1980年7月にリリースされた松田聖子の2ndシングルで、大ヒットを記録しました。誰もが耳にしたことのある爽やかな歌い出し。スナックで歌えば、場がさわやかな空気に包まれるはずです。かわいさと美しさ、両方が感じられる松田聖子ならではの素晴らしい歌唱です。

カラオケで歌う際は、冒頭で「上手か下手か」が決まるといっても過言ではないでしょう。のびやかな発声が求められますが、緊張して音を外すと台無しです。あまり気負わずリラックスして歌うよう心がけましょう。

さくらんぼ/大塚 愛

2003年に発売された大塚愛のキャッチーな人気作。カラオケでも定番のポップでキュートな作品です。大塚愛自身はこの曲で自身に付いたイメージに困惑した部分もあったようですが、明るく軽快な楽曲は聴く人みんなを楽しい気分にしてくれます。

スナックでも幅広い世代がひとつになれること間違いなし。特に30代や40代の人には、親しみやすいのではないでしょうか。まずは曲をしっかり覚えて、ノリよく歌えるよう練習しましょう。

木綿のハンカチーフ/太田裕美

1975年に発売された太田裕美の4作目のシングル作品で、ストーリー仕立てに歌われる歌詞が印象的な楽曲です。こちらも誰もが耳にしたことのある作品なので、多くの人が集うスナックでもおすすめ。「懐かしい…!」という声が聞こえてきそうです。

印象的なメロディを軽快かつ切なさを込めて歌えば、聴く人の感動をさそうでしょう。

ロマンスの神様/広瀬香美

1993年12月にリリースされた広瀬香美の3rdシングルです。スキー用品店アルペンのCMソングに採用されたことから、恋する女性の冬の定番曲として広く知られるようになりました。

女性のリアルな恋心がポップに歌われていますが、歌いきるにはかなりのボーカルスキルが必要。声量をコントロールし、息切れせずにパワフルに歌いましょう。力強く歌いきれば、スナックでも注目の的です!

淋しい熱帯魚/Wink

1989年に発売されたWinkの5枚目のシングル曲。彼女たちを一躍有名にした人気作品です。懐かしさを感じてもらえるだけでなく、ムードのある印象的なリズムがスナックを盛り上げること間違いなしです。

熱唱というよりもしなやかな歌唱が求められるこの作品。原曲をしっかり聴きこんで、リズムに乗り遅れることのないよう、スマートに歌いましょう。

フレンズ/REBECCA

1985年にリリースされたREBECCA(レベッカ)の4thシングル。日本テレビ系のドラマ「ハーフポテトな俺たち」のエンディングテーマにも使用され、ミリオンセラーを記録したレベッカの代表作です。スナックで歌えば当時を知る人たちの間できっと盛り上がるでしょう。

特にサビは息たっぷりに力強く歌い上げましょう。のびやかにかっこよく決め、スナックを沸かせましょう!

恋しさと せつなさと 心強さと/篠原涼子 with t.komuro

小室哲哉プロデュースで制作された篠原涼子4枚目のシングル作品。1994年の7月にリリースされました。映画「ストリートファイターⅡ MOVIE」のテーマ曲としても知られます。

有名な作品なので、スナックで歌っても大いに場を盛り上げられるはず。言うまでもなくこの曲の最初の盛り上がりは冒頭部分。ドラマティックに聴かせるため、安定的に声が張れるようしっかり練習しましょう。

時代/中島みゆき

奥深い歌詞、美しい歌声、中島みゆきの魅力が詰まった1975年リリースの2ndシングルです。有名な作品なので、スナックで歌えば周囲のお客さんも口ずさんでくれるかもしれません。

やさしさ、力強さ、切なさなど、さまざまな思いを込めてしっとりと情感豊かに歌い上げましょう。やさしい感動がスナック全体を包み込むはずです。

六本木心中/アン・ルイス

1986年にリリースされたアン・ルイスの24枚目のシングル作品です。アップテンポなロックナンバーで場を盛り上げたい方や、しっとりした雰囲気に刺激を加えたいときなど、スナックの雰囲気をうかがいつつチョイスすると良いでしょう。

カラオケをしっかり聞き、テンポやリズムを意識しながら息をしっかり安定させて、かっこよく歌い上げましょう。

ルージュの伝言/荒井由美

荒井由実の5枚目のシングル作品です。1989年公開のジブリ映画「魔女の宅急便」のオープニング曲としても広く知られており、世代を超えて愛される定番ソングです。カラオケでも選曲に困ったときに入れれば、必ず盛り上がる一曲ですね。

まずはAメロから軽快に展開されるメロディをしっかり歌えるよう練習するとよいでしょう。

スナックカラオケの定番曲の人気曲【デュエット編】

スナックでのカラオケの楽しみ方として忘れてはいけないのがデュエットです。ここではスナックでも盛り上がること間違いなしの定番デュエット曲をご紹介します。

歌好きな仲間や上司と、あるいは他のお客さんと、楽しくしっとり歌いましょう。

銀座の恋の物語/石原裕次郎&牧村旬子

1961年に発売された石原裕次郎と牧村旬子による、昭和の大ヒット作品。本作をテーマと曲とした同名タイトルの映画も公開されました。レコードから聞こえてきそうな、哀愁溢れる味わい深い作品です。スナックの雰囲気にも自然と馴染みますね。

男女のデュエットでしっとり歌えば、同曲を聞いたことのない若い世代のお客さんも感激するかもしれません。

ロンリーチャップリン/鈴木雅之&鈴木聖美

鈴木聖美 with Rats&Star(ラッツ&スター)の2枚目のシングル楽曲で、1987年にリリースされました。鈴木聖美はラッツ&スター鈴木雅之の姉。本作も2人のデュエットソングです。ムーディーな雰囲気が夜のスナックにとても合います。

男女の不確かな恋模様が歌われる楽曲ですが、原曲の歌声は実に力強く、一般の人が再現するのはかんたんではないでしょう。その分、男女でかっこよく決めれば、スナックが大いに沸くはずです。

愛が生まれた日/藤谷美和子&大内義昭

1994年にリリースされた藤谷美和子と大内義昭によるデュエット作品です。藤谷美和子が主演した日本テレビ系ドラマ「そのうち結婚する君へ」の挿入歌にも使用され、ロングヒットを記録しました。

ポップなリズムが印象的な作品ですが、声を張るのではなく、のびやかにしっとりと相手とのハーモニーを大切に歌い上げましょう。はじめてデュエットに挑戦する方にもおすすめの楽曲です。

北空港/桂銀淑&浜圭介

1987年11月に発表された、札幌の夜をテーマとした韓国人女性歌手、桂銀淑(ケイ・ウンスク)と浜圭介のデュエットソングです。浜圭介は桂銀淑を韓国から日本へ呼び寄せた師匠にあたる存在。そんな二人による哀愁漂う本作は、現在でもデュエット曲の定番として人気を集めています。

高音の美しい女性の歌声と、対照的に低音響く男性の歌声が絡み、切ないムードを漂わせます。スナックの雰囲気にもぴったりの楽曲なので、歌に自信のある男女で盛り上がってみてはいかがでしょうか。

世界中の誰よりきっと/中山美穂&WANDS

1992年10月にリリースされた中山美穂の25枚目のシングル作品。ロックバンドWANDSとのコラボ作品で、中山美穂自身が主演したフジテレビ系ドラマ「誰かが私を愛してる」の主題歌としても知られています。

親しみやすいメロディなので、歌の得手不得手や性別関係なく、誰もが歌える作品といえるでしょう。「いかにもデュエット」といった作品ではなく、ポップな楽曲からチャレンジしてみたい人におすすめの一曲です。

別れても好きな人/ロス・インディオス&シルヴィア

1979年から80年にかけて大ヒットした楽曲。もともとは1969年に松平ケメ子の歌で発売され、さまざまな歌手に歌われていましたが、ロス・インディオス&シルヴィアのデュエットが大きなヒットを記録することとなりました。

渋谷のほか、赤坂、高輪、乃木坂など、さまざまな東京の地名が登場することでも話題の本作。歌い上げる曲というよりは、しっとりとした雰囲気が似合う作品なので、声を張らずにオシャレな雰囲気を大切にすると良いでしょう。

居酒屋/五木ひろし&木の実ナナ

1982年に五木ひろしのアルバムに収められたあと、木の実ナナのシングルとしてもリリースされた二人のデュエット作品です。男女のデュエット曲の定番として知られ、スナックでもおなじみでしょう。カラオケの履歴などに入っていれば、ほかのお客さんがデュエットに応じてくれる…かもしれません。

難解な曲ではないので、楽曲の情感を大切にしっとりと歌いましょう。

男と女のラブゲーム/日野美歌&葵士朗

もともと武田薬品の「タケダ胃腸薬21」のCM用にサビのみ製作された曲が、視聴者から好評を集め、全編が作られることとなった本作。当初歌っていたのは武田鉄矢と芦川よしみでした。その後、1986年に発売された日野美歌と葵士朗のデュエットがヒットを記録しました。

酒場での男女の恋模様を歌う歌詞がスナックにぴったりで、男女が交互に歌う掛け合いもデュエット曲のお手本のようです。曲名にピンと来ない人も、冒頭を聴けば「ああこれか!」となるはずです。

3年目の浮気/ヒロシ&キーボー

1982年8月にリリースされた、ヒロシ&キーボーの大ヒット作品。3週連続オリコン1位を獲得するなど、デビュー曲でありながら大きな話題を集めました。

昭和のデュエット曲というと、しっとりとした哀愁漂う作品が多い印象ですが、この曲は男女のコミカルな掛け合いが、クスっと笑える作品に仕上がっています。歌うのもさほどむずかしくないので、スナックで注目を集めたい男女コンビはこの曲を仕込んでここぞというときに歌ってみましょう!

もしかして-PARTⅡ/美樹克彦&小林幸子

1984年にリリースされた美樹克彦と小林幸子のデュエット曲です。前作「もしかして」の続編という形で書かれている作品です。歌われるのは男女の恋心。情緒たっぷりなメロディが夜のスナックに似合います。

軽快なテンポで楽しく歌えますが、ただ歌詞を追うばかりでなく「間」を大切に、情感を込めて歌えば、曲の雰囲気を豊かに表現できるはずです。

スナックカラオケの定番曲の特徴は?

スナックでカラオケの曲を選ぶ際は、場の雰囲気に合った一曲を見つけなければいけません。キャバクラやガールズバーなどでもカラオケが利用できる場合がありますが、スナックで同じノリで歌うと、かえって場が白けてしまう恐れもあります。

ここではスナックカラオケの定番曲の特徴について解説します。普段スナックに行く機会がない人も、カラオケの曲選びの参考にして下さい。

昭和に流行った曲

特に若い世代は、平成の歌ですら古いと感じるかもしれません。しかしスナックの客層や雰囲気を考慮した場合、さらに昔の、昭和に流行した曲の方が場にふさわしいケースが多いようです。

カラオケの定番と呼ばれる曲のなかには、実は昭和にヒットした曲もたくさんあります。自分になじみの曲がないか、探してみると良いでしょう。昭和の作品はバラエティ豊かなので、探せばきっとお気に入りの楽曲が見つかるはずです。

普段からスナック用に、なにかしらの昭和ソングをレパートリーに加えておくのも良いかもしれませんね。

ムード歌謡

ムード歌謡とは、主に昭和30~40年代頃に流行った曲を指します。戦後の日本の大衆音楽に、ジャズやラテン、ハワイアンなどの要素が取り入れられて成立した「元祖ラウンジ・ミュージック」といったジャンルで、代表的な歌手としては石原裕次郎やフランク永井、小林旭、テレサ・テンなどが挙げられます。

文字通りムードのあるメロディラインや、男女の恋を綴った歌詞などが特徴で、時代を感じさせる緩やかな雰囲気が魅力的です。このムード歌謡が、スナックの雰囲気にはよく合います。

ぜひスナックに行く予定のある方は、ムード歌謡と呼ばれる曲目に歌えそうなものはないか、探ってみてはいかがでしょうか。

デュエット曲

デュエット曲を仲間や職場の同僚・上司、あるいは他のお客さんやママと歌うのは、スナックならではの楽しみのひとつです。男女で歌の掛け合いを行えば、スナックの場に一体感が生まれ、さらに楽しくお酒が飲めるでしょう。

ひと時代前は多くのデュエット曲が制作され、ヒット曲もたくさん生まれました。タイトルにピンと来なくても、実際に聴いてみたら知っているというケースも多いので、ぜひお気に入りの作品を探してみてはいかがでしょうか。

普段行くカラオケボックスとはまた違う、新たなカラオケの楽しみ方が見つけられそうです。

短めの曲

スナックで歌われることの多い昭和の作品やムード歌謡などの特徴のひとつに、曲が比較的短いことが挙げられます。

現代のJ Popなどにしばしば聴かれるような難解な展開などはほとんどなく、お決まりの流れであっという間に終わってしまうような曲もたくさんあります。

むしろスナックのようなみんなで順番に歌うような場では、この短い尺がしっくりくるかもしれません。新たにスナックで歌う曲を選ぶ際は、曲の「長さ」にも気を配ると良いでしょう。

シンプルなメロディ

スナックのカラオケで好まれる作品は、シンプルなメロディである場合が多いです。穏やかなテンポで、スキルよりも雰囲気を重視したような作品が目立ちます。同じく変調や、1番と2番でメロディにアレンジを加えるようなケースも少ないでしょう。

ただし技巧的な歌唱スキルこそ求められないものの、うまく歌うことは簡単ではありません。曲の雰囲気を掴み、情感たっぷりに歌い上げることが求められます。古くて簡単な曲とあなどらず、一曲一曲に込められた作者の思いなどを想像してみましょう。

おもしろい曲

スナックのカラオケで大切なのは、自分や仲間だけが楽しむのではなく、スナック全体を盛り上げることです。そのためコミカルな曲や、くすっと笑ってしまう作品など、おもしろい曲が好まれる傾向があります。

おもしろい曲を歌えば、自然と場に笑顔が生まれ、みんなの距離が縮まるはずです。昭和の曲は非常にバラエティ豊かなので、おもしろい曲はたくさん見つかります。普段のカラオケでもウケるような歌も多いので、ぜひ探してみてはいかがでしょうか。

絶対に盛り上がるカラオケのネタ曲を以下の記事で紹介していますので、参考にしてください。

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スナックのカラオケを歌うときの注意点

スナックでカラオケを楽しむ際には、いくつかの注意点を押さえておく必要があります。普段のカラオケボックスとは異なるマナーもあるため、スナックに慣れていない人はしっかり理解しておいてください。

言い換えれば以下のルールを押さえておけば、スナックでのカラオケはさほど敷居の高いものではありません。スナックに居合わせた人みんなが楽しめるように配慮しつつ、スナックでのカラオケに挑戦してみましょう。

進んで1曲目を入れる

少し勇気がいりますが、スナックでは進んで1曲目を入れることが歓迎されることがあります。誰しも歌いたい気持ちはあっても、はじめは緊張して遠慮してしまう場合が多いです。そんなとき誰かが歌ってくれれば、場全体の雰囲気が和み、続けて歌いやすい空気が生まれます。

もちろん常連さんや、ママなどがリードしてくれる場合はそれに従う方がスムーズですが、上司が歌いたそうにしている場合などは、先陣をきって歌うのも手です。なおその際は、誰もが知っているような、親しみやすい曲を選ぶと良いでしょう。いきなりハイレベルな歌唱を聞かされたら、かえって続けて歌うのを躊躇してしまいます。

客層に合わせて選曲する

スナックでカラオケの歌を選ぶ際は、その場の客層に受け入れられるかをうかがってから決めると良いでしょう。誰もが知らないマイナーな曲だと、周囲の人が少々困惑してしまう可能性もあります。

ただし必ずしも昔の曲でなければいけないわけでもありません。意外と流行りの曲や、若者向けの曲が盛り上がる場合もあります。デンモクの履歴などを参照し、過去にどんな歌が歌われたかを見れば、適した曲を選ぶヒントになるかもしれません。

歌っているとき一緒に盛り上がる

他の人がカラオケを歌っているときは、一緒に盛り上がることを心がけましょう。

親しい仲間とカラオケボックスに行く場合などは、自分の番でないときに次の曲を選んだり、スマホをチェックしたりすることもあるかもしれません。しかしスナックは居合わせたみんなで、お互いを尊重しながら楽しむのがマナー。カラオケを楽しむ際もそのことを忘れてはいけません。

歌っている人に手拍子で合わせたり、邪魔にならない程度に合いの手を入れたりなど、その場全体が盛り上げることを意識しましょう。そのようにすることで、自分が歌う際も周囲から歓迎されます。

他人の歌に入らない

他の人が歌っている曲が、自分も得意な歌だったりすると、つい一緒に歌いたくなってしまうものです。特にお酒に酔っていると、その場の楽しいノリで他人に絡みたくなってしまうこともあるでしょう。

しかしスナックのカラオケで他人の歌に横入りするのはふさわしい行動とは言えません。せっかく本人が気持ちよく歌っているのに、他人に邪魔されたら不快な気持ちになり、一気に場が冷めてしまうことも。

合いの手やデュエットなど、求められている場合を除き、他人が歌っているときは盛り上げ役に徹しましょう。

歌の途中でトイレに立たない

トイレに行くタイミングも大切です。自分が歌い終わったからといって、他人が歌っている最中にトイレに立つのは、避けた方が良いでしょう。歌っている本人も良い気持ちがしないでしょうし、特に狭い店舗では、トイレに立つ行為自体が邪魔になることもあります。

曲と曲の間にさりげなくトイレに行くなど、歌っている人が楽しめるような配慮を心がけましょう。

定番のカラオケ曲でスナック時間を存分に楽しもう

この記事ではスナックのカラオケで盛り上がる定番曲や、スナック特有のカラオケマナーなどについて解説してきました。

スナックでは同席した人はもちろん、他のお客さんやママなど周囲の人にも気を配り、みんなで楽しい雰囲気を作ることが大切です。歌が得意だからといってカラオケボックスのノリで曲を入れるのではなく、適切な選曲や歌うタイミングなど、マナーを守って楽しむようにしましょう。

ルールを守って楽しく歌えば、きっとスナック全体が和み、お酒や食事がよりおいしく感じられるでしょう。カラオケを最大限活用しながら、スナックでの時間を存分にお楽しみください。

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