ボイトレグッズおすすめ7選!自宅で歌ウマに激変する練習アイテム特集
歌の上達や発声スキルを向上させたい人のなかには、ボイストレーニング(ボイトレ)を自宅でも行いたいと考えている人は多いのではないでしょうか。
この記事では、自宅で歌唱技術を向上させるための、おすすめボイトレグッズを紹介します。
ボイトレグッズを選ぶ際のコツや、部屋を防音空間にするアイテムなども解説するので、ぜひ参考にしてください。
自宅で歌唱力があがるボイトレグッズ7選
さっそく自宅で歌唱力を高めるおすすめボイトレグッズをご紹介します。
発声技術だけでなく、音程のとり方やリズム感を鍛える商品もあるため、自分に必要なグッズを選んでください。
音量を抑える製品もあるので、自宅の防音など、練習環境に困っている人も要チェックです。
UTAET(ウタエット)
UTAET(ウタエット)は、歌声のボリュームを軽減するボイトレグッズです。
専用のマイクに向かって歌うと、歌声の音量を通常の7割程度に抑え、周囲への音漏れを減らすことができます。
自宅で思いきり声を出せない人や、近隣への騒音を気にしている人は必見。夜間しかボイトレが行えない人にもおすすめです。
音声は付属のヘッドホンから聞けるので、カラオケアプリなどと一緒に使えば、自宅でもカラオケが楽しめます。ボイトレはもちろん、ストレス解消にももってこいです。
PROIDEA ウルトラボイス
PROIDEAウルトラボイスは声帯の強化や、腹式呼吸のトレーニングが行えるボイトレグッズです。
ウルトラボイスを口にくわえて呼吸することで、喉が広がり、腹式呼吸を意識的に行えるようになります。それと同時に呼吸筋も鍛えられ、発声に必要な身体作りが、自然と行えるようになるでしょう。
腹式呼吸の練習はボイトレの基本。歌声の魅力をアップしたい人や、ハキハキ話す能力を身に付けたい人にとって、PROIDEA ウルトラボイスはぜひチェックしておきたいトレーニング器具です。
Be-Vo(ビーボ)
Be-Vo(ビーボ)は上野ヴォーカルアカデミーが独自開発した、優れた発声方法を身に付けるためのボイトレグッズです。
両奥歯でBe-Voを嚙むことでアゴが固定され、喉が開き、舌や声帯まわりの筋肉強化が行えます。
複雑な準備などは必要ないので、普段の生活のなかに、ボイトレを取り入れることが可能。自宅にいながら、力強く歌うための身体作りが習慣的に行えるでしょう。
ボーカル技術の向上はもちろん、滑舌の改善や、ほうれい線対策などの美容効果も期待できます。
POWERbreath(パワーブリーズ)
POWERbreath(パワーブリーズ)はプロのアーティストも使用している、肺活量増強グッズ。使い方は簡単で、口に当て息を吸ったり吐いたりするだけです。
自宅でも手軽に使用でき、横隔膜や肋間筋など、歌唱に必要な筋肉のトレーニングが可能。呼吸方法を鍛えることで、声量のアップや、音程の安定性向上が図れます。
初心者向けの標準負荷仕様から、プロ向けの超重負荷仕様まで、さまざまな負荷レベルをラインアップ。ボーカリストはもちろん、アスリートなどにも利用されている、本格的なトレーニンググッズです。
BELTBOX ポータブルボーカルダンパー
BELTBOX ポータブルボーカルダンパーは、口に当てるだけで本格的なボイストレーニングが行えるアイテムです。
最大30dBまでの消音効果があり、自宅で大きな声が出せない際にも重宝します。防水機能を備えているので、お風呂での使用も可能。夜間のボイトレ時も大いに活用できるでしょう。
自宅にいながら呼吸技術を高め、声量を向上させたい人におすすめのボイトレグッズです。ハンズフリーストラップや、ポータブル用ポーチが付属しています。
Roland Vocal Trainer
Roland Vocal Trainerは、正確な音程を取る技術やリズム感などを鍛えられる高機能ボイトレツールです。
ボーカル専用チューナーを内蔵しており、歌声のピッチのチェックが可能。2声同時検出が可能なため、コーラスの練習にも利用できます。
さらに、バークリー音楽大学の出版部門であるバークリープレスが製作した教則本が付属し、それに沿った練習曲が26曲も収録されています。
練習曲のジャンルも多岐にわたり、ポップスやロック、ジャズ、ラテンなどさまざまなボーカルスタイルに対応。本格的な歌唱技術を手に入れたい人は、ぜひチェックしてみてください。
NINO ウッドエッグシェイカー
NINO ウッドエッグシェイカーはドイツ発のリズム楽器。大・中・小の3サイズがラインアップされ、手に取り振ることで音を鳴らすことができます。
楽曲に合わせてシェイクすれば、リズム感の向上が図れます。握り方や振り方で、音色を変えたり、抑揚をつけたりすることも可能です。
ボーカリストにとってリズム感は重要なスキルのひとつ。普段のボイトレにNINO ウッドエッグシェイカーの演奏をプラスし、正確なリズム感を養いましょう。木製で音色もやさしく、自宅での演奏にも向いています。
ボイトレグッズの効果とは?
ボイトレ関連商品は多数販売されていますが、実際ボイトレグッズは歌唱スキルの向上や、発声のための身体作りに効果があるのでしょうか。
ここではボイトレグッズのリアルな効き目や、歌唱技術向上以外の効果について解説します。
歌がうまくなるのは本当?
ボイトレグッズを活用すれば、効率的に歌の練習が行えます。その点では、ボイトレグッズは歌が上手くなるために有効と言えるでしょう。高い料金などを必要とせず、歌唱技術を磨ける点もメリットです。
ただしあくまでもボイトレグッズは、歌の練習のための道具にすぎません。歌唱スキルを高めるには、正しい練習方法の理解や、適切な身体作りが欠かせません。
本格的に歌の技術を学びたい人や、ボイトレのやり方が分からない人は、専門講師によるボーカルレッスンも検討すると良いでしょう。
音痴克服を目指すクラスから、プロ志向の学科まで、さまざまなコースが設定されており、自分の目的に合った教室が見つかるはずです。
受講を迷っている人も、まずは無料体験などから試してみてください。
歌唱力アップ以外の効果
ボイトレグッズを使った自主トレには、歌唱力アップ以外にもさまざまな効果が期待できます。
例えば美容効果。歌の練習は、顔の筋肉のトレーニングにもつながるので、小顔効果やほうれい線を目立たなくするなどの効果が見込めます。
また、腹式呼吸などはインナーマッスルの筋トレでもあるため、ダイエット効果も期待できるでしょう。
肺活量向上による健康維持の効果や、ストレス発散などの精神面での効能も、ボイトレの副産物といえるでしょう。
ボイトレグッズの選び方
一口にボイトレグッズといっても、その種類や用途はさまざまです。
ここでは自分に合ったボイトレグッズを見つけるヒントを解説します。自身の弱点を克服したり、練習環境を考慮したりしながら、自分にぴったりのボイトレグッズを選択しましょう。
課題から選ぶ
まず、自分の歌唱力に関する課題を考えてみましょう。
力強く歌うための肺活量が足りないのか、音程が定まらず音痴に聞こえてしまうのか、あるいはリズム感が悪く、伴奏に合わせられないのかなど、ボーカルに関する課題は人それぞれ異なります。
肺活量を高めるには腹式呼吸を鍛える道具を、音程を把握するには音のピッチを測れるアイテムを活用すると良いでしょう。リズム感を養うには、リズム楽器などを練習に取り入れるのも有効です。
ボイトレグッズを購入する前に、歌い手としての自分の状態や、求めるボーカルテクニックなどについて、はっきり把握しておきましょう。
自宅練習をサポートするものを選ぶ
ボイトレグッズを選ぶ際は、自身の練習環境も考慮する必要があります。特に自宅で使用する場合、騒音対策やひとりで使いこなせるかといった点も、検討した方が良いでしょう。
ボイトレグッズのなかには、日本の住居環境に配慮した製品も多数販売されています。また複雑な準備を必要とせず、日常生活の中で活かせる商品も数多くあります。
そうしたアイテムを活用すれば、自宅にいながら効果的なボイトレが行えるはずです。ボイトレグッズを買うときは、実際の使用シーンをイメージして選ぶようにしましょう。
自宅でできるボイストレーニング
ボイストレーニングにはさまざまな方法があり、鍛えることのできるスキルもそれぞれ異なります。
自宅という練習環境を考慮した場合、いったいどのようなトレーニングを行えるでしょうか。その種類について見てみましょう。
腹式呼吸
ボイトレの基本ともいえる、腹式呼吸。力強い声と安定的な声量を維持するために欠かせない呼吸法です。
姿勢を正しリラックスして、息を吸うときにお腹を膨らませ、吐くときにへこませる練習を行います。
ほかにもストローを利用したトレーニングや、ハミングによるウォーミングアップが知られています。いずれの場合も、腹筋を鍛え、横隔膜を動かし、喉に負担をかけないことがポイントです。
腹式呼吸のトレーニングは、自宅でも行えます。それに特化したボイトレグッズも多くあるため、使用方法や対象レベルを確認し、適切なアイテムを利用しましょう。
音程練習
音痴な人に欠けていることが多いのが、音程を取る技術です。それを鍛える音程練習も、自宅で行うことができます。
まずは自分が音程を正しくとれているか、把握する必要があります。
また音程がズレている場合、高い声が出ないのか、低い音程が苦手なのかなど、自分の課題を理解しなければいけません。
なかにはメインのメロディーだけでなく、きれいにハモる技術を鍛えたい人もいるでしょう。
音程練習をするには、歌声のピッチを確認できるグッズが必要です。そのうえで自分に欠けている発声スキルを高められるボイトレグッズを利用すると良いでしょう。
リズム練習
ボーカルを美しく、かっこよく決めるには正確なリズム感も身に付けておく必要があります。声量があっても、音程が適切でも、伴奏とずれていては上手な歌に聴こえません。
そのようなときに行うのがリズム練習です。楽曲の表・裏のリズムを理解し、正確なビート感を身に付ける練習を行います。
なかには歌い始めると自身のボーカルばかりに夢中になって、リズムにうまく乗れない人もいるでしょう。そのような場合、歌いながらリズムを取る練習が必要となります。
リズム練習として、実際に楽器を鳴らして、実践的なトレーニングを行うことも効果的です。
ただし自宅という練習環境を考慮し、音量や振動を考慮したグッズ選びが重要です。
早口言葉
早口言葉も、自宅で行える効果的なボイトレのひとつ。アナウンサーや声優など、滑舌の良さが求められる職業だけでなく、ボーカリストにも有効なトレーニングといえます。
早口言葉を正確に言い切るには、発声にともなう筋肉を鍛える必要があります。
早口言葉は、舌や唇、表情筋などを、すばやく、無駄なく動かす良いトレーニングとなるはずです。
早口言葉では、母音を意識するなど、歌に直結する発音スキルも高めることができます。滑舌を良くすることは、会話だけでなく歌唱にも大切な要素です。
特に複雑な楽曲などを上手に歌いたい人は、早口言葉も自宅でのボイトレに取り入れることをおすすめします。
自宅でのボイストレーニング環境が作れるグッズ
自宅でボイストレーニングをする場合、練習環境にも配慮する必要があります。防音対策が不十分だと、近隣住民へ迷惑をかける恐れがあります。
また、思いきり発声できない環境では、トレーニングの効果も半減してしまうでしょう。ギターやピアノなど、ボーカル以外の楽器を演奏するケースも考えられます。
ここでは自宅に適切なボイトレ環境を作るためのグッズについて解説します。
遮音シート
遮音シートは、床に敷くなどして音漏れを防ぐことのできるアイテムです。ボイトレ以外にも、子どもの階下への足音対策など、さまざまな用途で利用されます。
手軽に使えるカーペットタイプや、遮音性の高い本格的な吸音パネルなど、さまざまな商品が販売されています。
商品選びにあたっては、自室が何階か、建物の防音機能はどの程度かといった構造上の問題、あるいはボイトレがどの程度の音量を発するか、どのようなジャンルを歌いたいかなど、音声面の課題を考慮する必要があります。
遮音カーテン
遮音カーテンは、窓の遮音性を高めるための防音グッズです。窓は外部へ音が漏れやすいため、しっかり対策する必要があります。
カーテンフックに引っかけるだけで、一定の遮音性を高める便利な遮音カーテンも販売されています。製品によっては防音効果だけでなく、断熱・遮光効果も期待できるでしょう。
お手入れのしやすさやデザインを考慮し、きれいなウェーブ形状を保つ商品がある一方で、遮音性に特化し、あえてヒダを施していない製品もあります。
自分のボイトレ環境に求める遮音レベルや、発する音量を考慮して、遮音カーテンを選ぶようにしましょう。
防音壁
壁が薄くて、隣の部屋に音が漏れてしまうようなケースも多いでしょう。そのようなときに取り入れたいのが防音壁です。
壁の面積に合わせて組み合わせられる吸音タイルや、デザイン性を考慮した装飾的な防音壁など、さまざまな製品が販売されています。
どの程度の音量に耐えうるかなど、遮音レベルを確認することはもちろん、設置方法や、必要となる作業量、コストなども比較し、自室に合った商品を選ぶ必要があります。
ボイトレの種類や、一緒に演奏したい楽器、練習の時間帯など、さまざまな選定条件を事前に明らかにしておきましょう。
自主練習の効果をレッスンで確認してみよう
この記事では、ボイトレを自宅で行うための便利グッズや、ボイトレの具体的な内容、練習空間作りのための防音アイテムなどについて解説しました。
ボイトレは自宅でも行うことができ、ボイトレグッズを活用すれば、日常的に歌唱力を高めることができるでしょう。
ただし、適切な練習を行うには、正しいボイトレ方法の理解や、トレーニングの効果を測定する機会が不可欠です。
本格的に歌唱レベルを向上させたい人や、基礎からボーカルスキルを学び、音痴を克服したい人は、ボーカルレッスンの受講も検討してみましょう。オンラインで学べるスクールもあり、自分の都合に合わせてボーカルのノウハウを習得できます。
音楽教室でのレッスンと、自宅でのボイトレ、両者を組み合わせれば、自分でも信じられないほどの、歌声が手に入れられるかもしれませんよ。