一人カラオケ(ヒトカラ)デビューする前にコレだけは読んどけ
最近は「ヒトカラ」とも呼ばれて少しずつ知られてはきましたが、まだまだ、たった一人で行く「一人カラオケ」は「恥ずかしい」「寂しい」といイメージが大きいものです。
でも、ヒトカラには一人だからこその魅力があるんですよ。
そんな一人カラオケの楽しみ方と、これからヒトカラを始めてみようという方がより楽しむ方法をお教えします。
一人カラオケのおすすめポイント
大勢で行かないからこそできることが一人カラオケにはあります。
最大の魅力は、なんといっても好きな曲を好きなだけ、歌い放題だということです。
少しくらい音程を外したりリズムを外したりしても誰からも文句を言われません。
2つ目の魅力としては、そんな環境の中では情感たっぷりに歌っても一人なら全然恥ずかしくないということ。
誰の目も気にせずに思い切り歌えます。
何度同じ曲を歌ってもいいので、好きな歌だけに浸ることもできますね。
また、煙たがられがちな厳しい採点機能を利用してカラオケの練習に使ったり、普段使ったことがない機械の機能を試して遊んでみることもできますよ。
一人カラオケに行くには
意外と大切な時間帯選び
ヒトカラそのものが気兼ねなく楽しめるものである、ということをまずご紹介しました。
では、お店に気兼ねなくはいれるかというと、意外とそうではないこともありますよね。
大勢で行ったときにもそうですが、混雑する時間帯では制限時間がついたり、お店に入れなかったりします。
カラオケ店は部屋数が決まっていますから、一人ならなおさらです。
時には入店を断られてしまったり、料金が割高になったりしてしまうこともあるため、入店の時間帯は意外と重要です。
そうでなくても、団体客の多い時間帯に一人で入店するのは勇気がいりますし、あまり気持ちよく過ごせません。
一人カラオケに行くなら、平日日中の時間帯が最もおすすめです。
この時間帯は集団の客が少なく、カラオケ店の料金設定もどこも安いので、お財布にも優しく気軽です。
ただし、平日といえども夕方になると場所によっては学生さんが増えてきたりします。
ところで、当然ですが、仕事などがあり平日昼間からのカラオケはできないという方は多いですよね。
平日なら早朝も来店客が少ないのでおすすめです。
しかし、これは開店時間も関わるので、あらかじめ行きたい店の営業時間を調べておきましょう。
次におすすめなのは、平日の深夜です。
多少値段が上がりますが、深夜なら入店しやすい状況になっています。
もしも休日や祝日にしか行けないというなら、カラオケ店の開店直後、2,3時間の間が狙い目です。
とはいえ、一人で長時間歌っていると疲れてしまいます。
最初のうちは気分が乗って楽しめ、適度に満足できる1時間30分程度の長さでの利用がおすすめです。
このくらいなら、もしも予想外に室外が混んできてしまっていても、退店まで気兼ねなく過ごすことができますよ。
こだわれるならお店選びも
浸透してきたとはいえ、お店によってはまだ、一人での来客に戸惑いを示すところもあります。
せっかく勇気を出して行ってみたのに、それでは気持ちもしぼんでしまいますよね。
もしもお店が選べるのなら、一人カラオケでも快く受け入れてくれるお店に行ってみましょう。
ヒトカラが楽しみやすいお店を挙げてみますので参考にしてみてください。
・ワンカラ
2011年11月に東京の神田にオープンした、日本で初めての一人カラオケ専門店です。
・カラオケ館
本格的なレコーディングスタジオのような部屋があり、プロのミュージシャンのレコーディングと同じ方式でカラオケができます。
・カラオケの鉄人
一人カラオケを応援する「ヒトカラデビュー計画」を実施しています。
・シダックス
1人なら1人分の料金だけで利用できる、価格設定が良心的なお店です。
ヒトカラも歓迎的なので入店するのも気楽です。
・まねきねこ
ほとんどのお店で持ち込みができます。
・歌広場
過去には一人カラオケだと割引料金が適応されていたこともありました。
中でもおすすめはシダックスです。
部屋の綺麗さに加え、防音設備がよいこと、また平日昼間の料金が安いこともポイントです。
一人カラオケをより充実させるには
勇気を出して行った一人カラオケ、ただ歌うだけではもったいないと思いませんか。
小さなことですが、少し気を付けるだけでももっと充実したよい時間を過ごせますよ。
初めてのお店なら身分証明書を忘れずに
カラオケ店を初めて利用する場合、最初に会員登録をすることがほとんどです。
うっかりしないよう、証明になる免許証などを忘れずに持っていきましょう。
カラオケの機種を決めておく
ほとんどのカラオケ店では利用するカラオケの機種が選べますが、選択によっては歌いたい歌が入っていないこともあります。
新しく覚えた曲や歌いたい歌が入っていないという事態はできれば避けたいですよね。
事前に配信されているか調べて機種を決めておければスムーズです。
喉の健康も大切
たくさん歌えてよいヒトカラですが、喉を傷めてしまうのはよくありません。
最初はウォーミングアップとして、「低めのキーでゆっくりな曲」を歌って喉を暖め、段々と「テンポアップした曲」、「キーが高い曲」へと移っていくと一人で長時間でも無理なく歌えます。
室温や飲み物にも気を配る
適温になったらエアコンを切れば、喉が不必要に乾燥しません。
また、大抵の場合、喉の渇きの対策として飲み物を注文しますが、せっかくなら暖かいものを選びましょう。
カフェイン入りのお茶やコーヒーは脱水効果があるため、喉の水分を奪います。
高得点を出す練習などするなら、それらを控えると好結果をだせるかと思います。
実は楽しい一人カラオケ、もっと世間に浸透していくといいですね。