カラオケでも喉を痛めないおすすめドリンク

カラオケに行くとついつい気分が乗って歌っちゃう。
だ～い好きな歌を思う存分歌った翌朝、喉が痛くて気分は一気にどん底、なんてこと、一度は経験があるのでは。
カラオケ屋さんでロックを歌っても、お部屋でアニソンを熱唱しても、大丈夫。
楽しい気分を壊さない上に、喉にも気遣いのドリンクってあるのでしょうか。

乾燥こそ敵

そもそも歌を歌うときにはどうして飲み物が必須なの？
その理由は、歌うと口の中や喉が乾きやすいというところにあります。
喉は乾燥すると傷がつきやすいのです。
乾燥をそのままにしていて喉に傷がつくと、痛みを感じたり、声が枯れたりというトラブルが発生します。
というわけで、トラブルの元である乾燥をさせないために、カラオケなどでは意識的に水分を多く摂ることが喉を守ることが重要なのです。

一番いいのは水

ずばり、のどを大事にするベストチョイスは水です。
シンプル・イズ・ザ・ベスト！

もし本気でノドのことを考えるのであれば、迷わず水を選びましょう。
さらに、温度が選べる状況なら、常温の水か少し温めの白湯にしましょう！！

ドリンクバーの場合、紅茶用などでお湯を出せるケースが多いので
氷を入れたグラスにお湯を注いで常温の水を作るというワザもありますよ。

とにかく、口の中を適度に潤し続けるためには、
喉への刺激が少ないことに加え吸収後すぐに唾液に変わる飲み物が有効なんです。
同じ理由で、水の次に選ぶなら、スポーツドリンクや柑橘系のものが良いですよ。

飲めばいいってワケじゃない

歌ってカロリーを消費するなら、飲み物だってダイエット向きに、と思うこともあるかもしれません。
でもちょっと待って。
たとえば烏龍茶。
油分を吸着したり、脂肪を分解したりという働きがあることを知っている人は多いはず。
体にとってありがたいこの働き、カラオケ中の喉にはあまりよくありません。
潤いを残したい喉の油分まで奪われてしまい、喉を痛める原因になることもあるようです。

さらに炭酸飲料にも注意。
ストレスや疲れたときに気持ちいいこの刺激も、喉の粘膜に刺激を与えることになってしまうのです。
歌うときにも喉を大切にしたいなら、あまり摂らない方がよいでしょう。
歌手やアナウンサーなど、喉に関する仕事のプロ達も心がけているそうですよ。

それに炭酸飲料は飲み過ぎるとゲップが出てしまう可能性もあるので要注意です。

喉のことを知って上手に選ぼう

とはいえ、水やスポーツドリンク以外がＮＧというわけではありません。
喉も筋肉でできています。
温めれば血行がよくなり喉が開くので歌いやすくなります。
逆に冷えると血管が収縮し、喉が閉まってしまいます。
続けて歌うことで体がポカポカと暖かくなると、冷たいものを飲みたくなるものですが、この時喉に異変があると、痛みなどの症状を悪化させてしまう原因になってしまうこともあります。

飲み物で気分を変えたい、などのときには、是非冷たい飲み物よりも温かいものを選んでみてください。
喉にやさしいドリンクの選び方で、カラオケ後もトラブル知らずで過ごしましょう。