ボーカルの喉ケアに効く7つの方法とは?歌いすぎで喉に痛みを感じたらコレだ!
乾燥しやすいこの時期は、「手洗い!うがい!マスク着用!」いつも以上に心がけるようにしましょう。
身体が元気じゃないと良い歌は歌えないので風邪をひかないように十分気をつけましょうね。
実は先日ブログで喉のケアに関するこんな質問が来ていました。
■□ 質問内容 □■
こんばんは。
ちょっと相談があって参りました。
タイトル通り喉のケアについてです。
季節的にも寒くて風邪をひきやすく、また乾燥していて喉を痛めやすいこの時期、
喉の健康を維持する効果的な方法を教えていただきたいです(>_<)
Jさん、ご質問ありがとうございます!
のどにイイ方法を以下にまとめてみましたので、どうぞぉ~(^^)/
まず、のどは乾燥に弱いです。
そして、刺激を与えすぎたり、酷使するのもよくありません。
日常生活の中でも、しゃべるときに使いますので、普段から心がけて、のどを大切にしてあげることが重要です。
まずは、のどに良くないものをピックアップしてみました。
冷たいもの、辛いものは極力避ける
声にいい食べ物、悪い食べ物など、色々うわさはありますが、私はあまり気にしすぎなくてもいいと思います。
もちろん、体が楽器なので、栄養バランスのいいものや消化の良いものを取るほうが、体にイイのは当然ですね。
そして、のどのためには、刺激の強い「冷たいもの」や「辛いもの」は避けた方が無難です。
「俺辛いの好きやから、いつもココイチで【5辛】やねん!」
みたいなのは言語道断です!(>。<)//
発声練習や歌う前、ライブ中に、氷水を飲みながらというのも実は危険なことなのです。
のどにイイのは常温か温かい飲み物です。
カラオケでも、ホットカルピスやホットレモン、なんかをさらっと頼めるようになると、イイ感じですね!
お酒とたばこは良くない
酒とたばこと女とロックンロール!
こればっかりは切っても切れない縁なので(笑)
無理に「やめろ!」とはいいません。(@@)
ただ、声や喉のことを考えると、当然やめた方がいいです!
タバコは百害あって一利なし。
なおかつ人にまで迷惑をかけるので、絶対にやめた方がいいです!
アルコールのことは前にも書いたのですが、飲みすぎると声帯から水分を奪ってしまいます。
粘膜が弱って、声がかすれやすい状態になりますので、歌う前にあまり飲みすぎないように注意しましょう。
また、酔うといつも以上に大声で話したり、歌ったりしてしまうので、これもあまりのどにいいとは言えませんね~。
お酒はほどほどに。
のどに悪いことって結構あるんですねぇ。
では次は、のどにイイお話。
のど飴・マスクは必需品
やはり定番のマスクとのど飴。
これは、必需品です。
マスクは喉の湿度を調節して、乾燥を防ぐので乾燥する時期は必須です!!
外出中はもちろん、寝るときもつけて寝るといいですよ。
普通冬場だと湿度が40%以下になったりもするのですが、マスクをつけて寝ると、湿度が70%くらいになって、乾燥を防げます。
次にのど飴ですが、私が個人的に好きなのは、
・龍角散のど飴
・カリンのど飴
です。
ベタですいません(笑)
あと、扇雀飴本舗の「はちみつ100%のキャンデー」もかなりオススメです。
最近はこののど飴もお気に入りです。
のど飴も乾燥から喉を守ってくれますので、常に携帯しておきたいですね。
カラオケに行くときも、かならず持っておいて、自分が歌わない時にしっかり舐めて喉をケアしてあげましょう。
うがいは習慣化すべし
次にうがいです。
♪ただーいまーの後はガラガラしてー♪
って歌がありましたが、ほんとソレです!
外から帰ったらまずうがい。何はなくともうがいです。
できればイソジンなどのうがい薬を使用するのがベストですね。
外でついた雑菌などをやっつけるのはもちろん、疲れた喉にも効果絶大なので、暇さえあればうがいをするっていう気持ちでいましょう。
ちなみに声を仕事にしているアナウンサーの方は、一日に何回もうがいをするそうですよ。
のどの為というか健康のために、習慣にすべきですね!!
やっぱり一家に一本イソジンです。
ネックウォーマー・マフラーで喉をあたためる
あと、意外と知られてないのですが、のどを暖めると声は出やすくなります。
温かい飲み物を飲むことも良いですが、外からも保護して暖めることも効果があります。
そこで、活躍するのが「ネックウォーマー」と「マフラー」です!!
ちなみに私は、冬場は寝るときに必ずネックウォーマーをしてます。
そして外にでるときは、喉を冷やさないようにマフラーをしています。
これをしているだけで、喉の調子は全然変わってきます。
声が枯れてきたなぁ~という時や、カラオケで歌いすぎたなぁ~って時は、喉を温めてしっかり睡眠をとってみてください。
それだけで、起きた時の声が変わってきます。
漢方薬を使う(響声破笛丸)
これは、バンドをやっていたときに、プロのミュージシャンの方から教えていただいたものなのですが、のどに効く、声が出やすくなる漢方薬というものです。
「響声破笛丸(きょうせいはてきがん)」
まず、名前がイカツイですね(笑)
知る人ぞ知る漢方薬といった感じで、プロの方では使っている人も多いです。
しょこたん(中川翔子さん)がブログなどで紹介したこともあって、ここ数年知名度が上がってきました。
が、しかし!
悩めるボーカルの救世主!愛すべき漢方薬「響声破笛丸」ですが、2014年の6月に生産中止となってしまいました。。。
しかーし!
あまりにも苦情が多かったのか、全く同じ成分で北日本製薬さんから発売されることになりました。
エスエス製薬の響声破笛丸は生産中止となりましたが、成分が同じなので、効果は同じと思っても問題ないでしょう。
また、いつ生産中止となるかわからないので、買えるうちにまとめ買いしておきましょう。
ちなみに、私も大事なライブの日は、必ず飲んでました。
漢方薬独特の臭みがあるので、はちみつとお湯で溶いて魔法瓶に詰めて持っていき本番前の控え室で飲んでました。
気分的なものもあるかもしれませんが、これはかなり重宝しましたよ!
当時は、ネットもそんなに発達していなかったので、池袋の薬局までいつもわざわざ買いにいってたのですが・・・
飲んだことがない人はぜひ一度試してみるのもアリだと思いますよ。
ペットボトルの水を常に持ち歩く
これは、最終にして最大のポイントなのですが、やはり一番大切なのはのどの乾燥を防いで常に潤った状態をキープすることなんですね。
そこで、一番手っ取り早いのは、喉に直接水分を与えてやること。
そう、お水を飲むことなんです。
しかも、冷たすぎるのはよろしくないので、常温の水が一番ベストです。
自販機やコンビニで売られている水は、たいてい冷やしてあるものなので、自分で常温の水を用意しておき、それをカバンに入れて持ち歩くようにしましょう。
そうすれば、いつでもどこでも喉の潤いを確保することができます。
常に水を持ち歩く。
この習慣をつければ、あなたの喉はもうバッチリです!
まとめ
ザーッと書いてみましたが、いかがでしょうか?
それでも、どんなに気をつけても、いつも完全な状態でいられることはありません。
もし、風邪などをひいてノドがおかしいなぁと思ったら、絶対に、無理して練習しないでくださいね!
高音の練習とかは特にNG!!
声帯が腫れているときに無理に練習すると、取り返しのつかないことにもなりかねますので、そういうときは休むことも大事です。
ノドの調子が悪いときは、リズムの練習だったり、歌詞を読んだり、ライブのDVDを見てパフォーマンスを研究したり、、、
声を出さなくてもできる練習はいっぱいありますので、それをやってみてくださいね。
休む時はしっかり休む。
そして、歌うときはしっかり歌う!
このメリハリが大事ですよ!